こどもなりの小さな社会

幼稚園に行くようになると、子供は子供なりにいろんなことを学んで帰ってきます。うちのおにいちゃんの話です。早生まれのおにいちゃんは、他の子に比べてかなり幼く、幼稚園に入学したころは「なぜ今座らないといけないのか?」など、集団生活をするうえで根本的なことがわからない状態でした。保育参観で様子を見ていても、ひとりだけ先生の言うことを聞かず教室から出ていってしまったり、突然お友達の女の子を後ろから突き飛ばしたり、何らかの発育上の問題があるのではないかと本気で悩みました。初めての子でしかも男の子ですから、わたしも不安の中で子育てをしてきました。だからこんな子になってしまったのではないかと自分を責めたりもしました。しかし、幼稚園の先生方はさすがです。多くの園児たちをご覧になってきているので、息子のことを見ても「時間が解決してくれます」と自信満々でした。実際、今、息子は無事に年長さんになりましたが、もう、ふらふら一人だけで行動することも、突然お友達に意地悪をすることもなくなりました。子供は子供なりにいろいろな壁にぶつかったり、多くのことを学んだりするようです。できないことは先生が言うよりも、クラスの女の子や年上のお兄さん・お姉さんが言えば理解できたり、「こうすれば、ああなる」ということも子供同士のコミュニケーションの中で学んでいったようです。早生まれでついていけるかどうか心配でしたが、3年保育に入れてよかったと思います。

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